春には銀英を見直す。
恒例になりつつあります。

さて去年は

ユリアン→相続者
ラインハルト→簒奪者

ユリアンは、ヤンウェンリーに加え様々な大人から多くの思想や技、遺産を受け取った相続者だが、ラインハルトに面会するにあたり、自らの力で勝ち取る事を見せた。
ラインハルトは当初、相続者を嫌悪していたが、キルヒアイスから様々なものを受け継いだことで、相続者を承認しえるようになった。

結果として両者の歩みよりが、物語の結末へとつながった。

…という、感じで去年はアレコレ書きました。

ユリアンミンツとラインハルトが対立軸になってるわけですが、実はこの図式にヤンウェンリーとロイエンタールも加わるんではないかと。

ヤンウェンリー→ 歩み寄ることの出来なかった相続者
ロイエンタール→ 歩み寄ることの出来なかった簒奪者

なのではないかと。
ヤンウェンリーは歴史という人類の遺産を利用することでその地位を築いてきました。
しかしその手法に固執した結果、民主主義そのものを滅ぼす結果になってしまいます。

ロイエンタールはキルヒアイスを失う以前のラインハルトの姿です。
簒奪者であったがためにう、結果として身を滅ぼしました。


みたいな？感じ？
ヤンウェンリーとロイエンタールの直接的な接触は少ないですけどね。