ポヨンチョポヨンチョって知ってますか？
昔アスキーコミックに掲載されていたギャグ漫画です。
カートゥンのようなテンポのいいギャグは、常に超えてはならない一線を越えており、素直に笑わせてくれます。

ちょっと掲載誌を押入れから出してきたので、いい機会だから紹介してみようかと思います。
単行本になっている他、夜野権太先生のHPで一部読めるので、みなさん読んでください。



キャラクター
プニョプニョ：宇宙からきた猫型モンスター
いずみちゃん：主婦(34)
オヤジ：天性のオナニスト


第一回
これはたしか読みきり作品。
プニョプニョが現れていずみちゃんを美少女戦士的なアレに勧誘。
３０超えた家庭観漂う主婦にセクハラしまくり最終的にはラバーボンデージで公開SM(逆転有り)。
魔法少女にトカレフを持たせた先駆け的作品である。

第二回
これも四コマ漫画ロボ大名内の１コーナーとして掲載された読みきり。
オヤジがスーパーヒーローに。
その名も絶倫男爵アンドロゲン！
ハゲ絶倫説を信じて嫁を襲うが、逆にバットで滅多打ち。
見事なスラップスティック。

第一話
ロボ大名内のコーナーではなく、単独作品として掲載された第二の第一話。
掲載はアスキーコミック最終号。
殺人魚といずみちゃんたちのスプラッターバトル！
いずみちゃんの淫語が見所。
オヤジと人類が死ぬ。

第一話
コミックビームに誌面を移した第三の第一話。
ケロロの三年前に "地球侵略に来た宇宙人が居候になる" というネタを描いた作品。
この漫画、漫画界の龍虎の拳である。
オヤジといずみちゃんが死ぬ。

第二話
ビーム1996年1月号掲載
戦時中に作られた本土決戦用兵器が暴走する話。
いずみちゃんの祖母である鈴宮ハルが憂鬱に語る殺人ロボ暴走の理由とは？
オヤジが死ぬ。

第三話
ランプの魔人の３つの願いを奪い合い殺しあう話。
背景にロボ大名時代のキャラが。
オヤジとプニョが死ぬ。

第四話
ラバーボンデージ(全頭マスク)のいずみちゃんが巨大怪獣と闘う話。
巨大化した自分のクローンの体内に進入してコントロールする。
フィストファックあり。
いずみちゃんが死ぬ。

第五話
掲載号見つからず。
たぶん奥の棚に入ってる。

第六話
いずみちゃんとおやじとの出会いの話。
馴れ初めはオヤジのオナニー用のリカちゃん人形。

第七・八話
掲載号見つからず。

第九話
いずみちゃんの妹がコミケのために上京する話。
個性的な絵柄の左之×剣心本を持ち込むが風邪でダウン。
売り子をいずみちゃんに任せるが・・・。
「スゴイだろオレの斬馬刀」

第十話
絶倫男爵アンドロゲン第二回。
廃刊ネタもそろそろ定番になってきた(二回目)
今度こそ本当のヒーロースーツを得るが・・・。
オヤジが死ぬ。

第十一～十四話
掲載号みつからず。

第十五話
プニョプニョを救うために送られたポヨンチョ星の特殊部隊が
オヤジのダッチワイフを相手に死闘を繰り広げる。
放尿、三角木馬あり。

第十六話
オヤジが銭湯でオナニーしまくる話。
番台の女の子の視線で・・・。
マッサージ器で・・・。
おとこのチンポを見てカップルの催しを想像して・・・。
この男、超一流のアスリートである。

第十七話
いずみちゃんの妹が近藤るるる先生のアシに行く話。
濃い絵柄で原稿を台無しにした上
色々と燃やして自分の作品を代原としてつっこむ。
おそらく、近藤るるる女性説の震源地である。


第十八話
いずみちゃんのクローンを作る話。
自分自身を客観的に見ることで、自分にぶち切れ殺しあう。
どちらも死ぬ。


第十九話
絶倫男爵アンドロゲン第三回。
ヒーローカーを授与されるがコントロール不能に陥り･･･。
自衛隊員が死ぬ。


第二十話
オヤジといずみちゃんがダイエットに挑戦。
オナホと腹筋補助器具を接続したマシンを装着するが
オヤジは早漏だったため断念。
あきらめてサプリで痩せようとするが・・・。

第二十一話
待望の水着回！かと思いきや無人島で死にかける話。
まさかのオヤジ大活躍回！
全員死ぬ。

第二十二話
プニョプニョといずみちゃんの入れ替わりエピソード。
プニョの姿になったいずみちゃんが大暴れ。
・・・かと思いきや、まさかのラスト。

第二十三話
オヤジのダッチワイフにウルトラマン的なアレで魂が宿る話。
オヤジの本気の不倫。
今までに無いシリアスな雰囲気になりかけるが・・・。

第二十四話
掲載号みつからず。

第二十五話
十五話の特殊部隊がまた活躍する。
単行本のメタい話がガッツリ入りかなりカオスに。
オチはガーフィールド的な方向に。

第二十六話
掲載号みつからず。

第二十七話
過去キャラ大集合。
過去に一コマだけ登場した息子や、殺人ロボット化したじいちゃん、プニョが作り出した合成人間など親類一同が集う。
ここではじめて、プニョの侵略者設定が・・・。

最終話
前回のラストで登場したビーム星人襲来。
「ビーム星人は"マイナー"で、世の中からズレちゃった(と思い込んでる)インベーダー」
さらにメタいネタをぶちまけまくった後で、キレイさっぱり、見事な爆発オチ。
みんな死ぬ。



面白い作品ですので単行本を見かけたら確保してみてください。